ビル・ジョンソン師 聖会 2016年1月7日、8日 東京福音リバイバル聖会 at. 板橋区立文化会館
説教・ミニストリー: ビル・ジョンソン師 米カルフォルニア州ベテル教会
牧師
通訳: 清瀬全福音教会・清瀬キングダム・チャーチ 岡田昌弘牧師、 飯能キリスト教会 中澤イサク牧師
2016 1/25 記
● 1月7日 PM6:30−
(大和カルバリー教会・大川師より紹介) 4冊の本の紹介: 『預言の夢を解き放て』(2016、マルコーシュ)、『天が地に侵入する時』など。
レディング市の人口の10分の1(9000人)が 彼の教会に集まって来ます。
おととしの台湾の一万人集会(天国文化)で、45分間拍手が鳴り止まず、説教無しでした。その時、その台湾の集会で、日本への預言が語られました。(ビデオ)
・・・ 『今朝からずっと感じていた。波が、何週にも、何ヶ月にも渡って押し寄せる。
何か強いものが日本に解き放たれる。 力の注ぎ、日本へ。』 → 台湾の1万人集会での日本の預言部分
* ビル・ジョンソン師の来日は2015年1月に続いて2度目です。15人の神学生を伴って2回目の来日。
前回は立ち席(1200人以上)ができ、今年も夜の集会はどちらもほぼ満員(約1000人)でした。
(メッセージ ・・・ 神の臨在について)
・ 主の祈りから 天国文化:
皆さんと一緒にいることは喜びです。 本当にここに来てうれしいです。 台湾の集会では、めったに体験しないことを体験しました。人生生まれて初めての体験です。その1万人集会は台湾で行われたのに、まるで日本人に話している感覚がしてきました。私はそれまで一度も日本に来たことがありませんでした。
祈り方にあって、なぜイエス様は、父がすでに答えられていることを知っていたのに、「主の祈り」という祈り方を教えたのでしょうか? この祈りの中には、イエス様が一度も罪を犯さなかったのに 罪の悔い改めが入っています。
それは、私たちを、ただ 神の働きの共同作業者となって、借主の家に入るための許可を得るためです。
私たちの招きがある時に、神様がこの地に侵入するため、「あなたの御国が来ますように。」と祈ります。 御国が来る、とは、神の国の現実が この地に成る、ということです。 マタイの福音書では、悪霊が聖霊によって追い出されるならば、神の国がこの地に来ていると語っています。
神の国は、遠いところにあるのではなく、いかに身近であることでしょう。 暗闇が一瞬にして去るとき、たましいの中で、光と闇とが衝突し、闇、すなわち、苦しみ、罪、病、貧困、問題、・・・ は去るしかなくなります。 このように、人生のあらゆる次元で、主の統治権のもとに置く、経済や全人格、体、これらを、主の統治権の下に置くものが増えるように、これが
「御国が来ますように。」ということです。
この 祈りの箇所は、別訳で、「神の御国よ、来い。」になります。 神はすでに情熱を持っておられ、神の命令がすでにあります。 これらに同意する大胆な祈り、熱狂的な従順が必要です。
これが弟子たちの祈り、使徒的な祈りです。 使徒とは、目的をもって遣わされた人です。
当時のローマ帝国は、占領した地に、建築、法律、ラテン語などのローマの文化を組み入れる、という目的がその遣わされた人々に与えられます。数年後 ローマ皇帝はそこに来て、あたかもローマにいるような感覚を味わうようにです。 同じように、地上での文化が、天のものと同じになる、これが 神の文化が実現された、ということになります。日本でもそうです。
「天でなされるように、この地上でもなるように。」 私たちが思う以上に、私たちが祈り求める以上に、神様がなされるという約束です。
はじめから神様が持っておられる夢、願いに、”同意”する人たちを求めておられます。 神様の、町に対する、事業に対する、家庭に対する情熱、また、日本に対する情熱は、私たちの思いをはるかに越えます。 天には、病や罪はありません。 天の現実が地上で起こるようにと祈ります。単に
ガンにならないように、ではありません。 天国のあらゆるものが、この地上で起こるように、と祈ります。単に平和や
戦争の不在でしょうか?
・ 神の臨在の重要性:
天の最も大きな特徴は、その方がもたらす 神の臨在です。 天は、神様と離れては 何も存在しないのです。 天国には影がありません。神様があらゆる角度から光を照らすからです。
私たちは、全人格が神の臨在を求めるべきです。祈り方の公式を憶えるだけではいけません。
神様ご自身の世界を 体験するように 祈りましょう。
「聖霊を悲しませてはいけません。」 罪や悪意によって、「聖霊を消してはならない。」 水をまくホース、聖霊様の流れを止めないようにするべきです。 私たちは、純潔さ、と同時に、能力・力も、両方大切にすべきです。 「神の国は、ことばではなく、力にあります。」 この2つ、純潔さと 能力・力によって、私たちは行くべきところに行くことができます。ここで重要なことは、2つ目の 「力」の福音を、全員が信じることです。
日本やアメリカの文化を変えるには、従来の文化を変えるのではなく、神の文化を導入することにあります。 すなわち、神様の考え方、神の価値観、神の夢、神の心。 天国とは、明確な 人格のある文化です。 人々の力、業績、成績などを国家は評価します。しかし、これらは2次、3次的なものに過ぎません。 第1次的には、「神の臨在の基礎に生きる人」であるべきです。
神の臨在に対する間違った接し方は、1. 恐れて遠ざかる、 2. 安っぽく扱う、の2つです。
神の国は 「現象」抜きでは考えられません。 使徒の働きにあるように、影がかかるだけで人々がいやされる、ハンカチでいやしが起こる、これは、圧倒的な主の臨在に基礎を置く文化です。
・ 聖霊の流れを止めない事:
私が遣わされた目的は、日本の皆さんを励ますことです。 今まで以上に、「神の臨在」を求めてください。 ルカ5章で、神の臨在 ・・・ 臨在自身がさまざまな目的をもっています ・・・があったので、人々はいやされました。
私が説教していたその部屋の、後方から、いやしの臨在が来たとき、私はみことばを語るのを止めました。 神様の臨在が、部屋の後ろから前のほうへ押し寄せてきました。 その時、前立腺がんの人がいやされました。 「神様の臨在」に基礎を置く文化です。
私たちは それなりの計画を持つべきです。しかし、神様の臨在の流れがあるならば、私たちはその流れに従うべきです。神の霊が中ほどに来て、イエス様のように、上にとどまった時、・・・ 楽しいことは神様がなさることです ・・・ その人が老眼鏡をはずしたとたん、奇跡が起こって 目がいやされました。 神様の霊を大事にすることにより、偶発的な神様のわざが増えます。 伝道・牧会を人の力で行うことは非常に大変です。しかし、聖霊様が来られると、簡単です。
力の付与を受けると、すなわち、足・手、また言葉による力の付与を受けることにより、今までになかった主の臨在を体験し、出て行って流し出す油注ぎとなります。
(ミニストリー)
今この集会で、神様がどのようにいやしをなされたいと思っているのでしょうか。
まず、主がなさっておられることを聞きたいと思います。「知識の言葉」の賜物を用います。
ビル・ジョンソン師の教会の神学生の人々、会場の前のところに来て立ってください。(6人が前に立って、病についての知識の言葉を一人ずつ語る。) 該当する人は手を挙げてください。
・ 胸の呼吸系の人、目の上に圧力を感じている人、 ・・・ いやされています。 ・ 交通事故で肋骨にダメージのある人、右の腎臓、 ・・・ いやされています。 ・ 不眠症、臀部、手首、肺 ・・・ いやされています。 ・ 皮膚、子供の時からの足、左ひざのじん帯の伸び、右耳に痛み、傷開いたままの人、 ・ 遺伝的に骨、複雑骨折体験した人、 ・ すい臓に問題のない糖尿病、 ・・・
手を上げた人は立ってください。 座っている人たちは祈ってください。 立ったその人たちに一人ずつ付いて、手を置いて祈ってください。 まず、どこが具合が悪いのか聞いてください。それから、イエス様の御名によって、病に向かって 出て行くように祈ってください。 (3-4分間)
イエス様は、盲人のために2回祈りました。私も少なくとも2回は祈ります。 祈った時、半分くらいの人が、震え、熱、さわやかな感じなどを感じ、あとの半分は 何も感じない。しかしどちらも、いやしは起こっています。
そして、祈り終わったあと、今までできなかったことをやってみてください。 8割以上良くなったと思う人は手を振ってください。 その人のためにもう一度祈ってください。いやしの完成のためです。
いやされた人は、あかししてください。 ex) ・・・・ 左ひざ、左肩、 ・・・ いやしは寝ている時も起こります。
イエス様は、「父を現すために 地上に来た。」 民数記6章の、イスラエルの民に対するアロンの祈り: 「主があなたを祝福して、守られますように。 主が御顔を照らし、恵まれますように。 主が御顔を向け、平安を与えられるように。」(民数記6:24−26)
● 1月8日 PM6:30−
(紹介) ビル・ジョンソン師が牧会するベテル教会には 9万人の町の人口に対して、約1割の9000人が集っています。
彼の神学校には神学生が2000人いて、全世界からここに来ています。 今回は
15名の神学生の方々も一緒に来られています。
(メッセージ)
マルコ8章から、新しくされた思考。 毎日どこかに 神様との出会いが与えられています。考え方の領域を新しくする必要があります。
ローマ12章に、 「思いの一新」 をするならば、「全身も新しくなる」 とあります。 罪の悔い改めとは、心を改めることも含みます。そうすると、神様の観点からものごとを見始めるようになります。 さらに、まず最初に変えられた人格によって、地域社会を変えることになります。
アブラハムとロトの関係を見てみましょう。 アブラハムは「信仰により義」とされました。(ローマ4:3) ロトは「義人ロト」(Uペテロ2:7)ではありますが、置かれた環境の害悪から影響を受けました。初めは義人でしたが、神様に対する熱い情熱が欠如していました。
一方、アブラハムは、世界を変えていきました。
キリストの「再臨」は、人類にとって 最高の体験です。 今の世の中が必要としているものは、「力の伴う福音」による問題の解決です。
マルコ8:13より、パンを忘れて船の中に一個だけでした。 しかしイエス様は、パリサイ人やヘロデのパン種に気をつけなさい
と言われました。 人間的、宗教的、政治的な組織構造、人中心の組織は、「力」が欠如した宗教となっています。
それは、神様との生きた人格的な交流がありません。
私たちに影響を与えるパン種は3種類あります。そのうちの一つ、マタイ8:13
の、第3のパン種は、天の御国のものです。悪影響を与える2つのシステムは、政治、宗教のパン種です。
だからイエス様は、5つのパンで5000人に給食し 12のかごに余ったこと、7つのパンで4000人に給食して
7つのかごに余ったこと を語られました。
そのとき弟子たちが考えていたことは、欠乏、パンが無い、ということばかりでした。
主のわざの”記憶”はありましたが、心や思考の「刷新」が無かったのです。
17節に、パンが無いからと言って 心が閉じている、互いに”欠如”を前提にして議論している、という状況です。
イエス様はここで弟子たちに、行われたパンの奇跡としるしを思い起こさせました。
奇跡を経験することは、”貧困”を前提とする考え方を止めさせます。 神様は、その都度、私たちの 取り組み方、考え方を変えるよう 仕向けています。 問題に対する 私たちの考え方を刷新すべきです。
教会のある結婚式の時、地域のホームレスにオープンな招待状を出しました。友人たちには寝袋や服を持ってきて贈り物にすることにしました。するとホームレスが3人来て、そのうちの一人はガンでした。
しかし、ガンは、恐れや権威に 値しないものです。ダビデが小石を持つ、ゴリアテのようなものです。 その人の首のギブスは何が問題かと尋ね、祈って、補助具をはずし、動かしてみてください
と言ってそうしたとき、首の部分のガンが無くなり癒されていました。 また、足が事故のため片方が数センチ短かく、痛みがある症状が、足の長さが同じになり、普通に歩きました。 ガンの癒しのとき、首の補助具をはずし、そこに医者もいたので頭を支えてもらい、共に祈りました。医者は彼が知っているラテン語で正確な言葉で祈りましたが、私は
単純に病に出て行くように祈りました。祈り終わって、頭を動かしてもらった時、首にあった腫瘍が無くなったことを医者に確認してもらいました。 ガンよりも、闇の力よりも、福音の力、祈りの力が勝っています。
(ミニストリー)
チームの人 前へ(8人)。 昨夜と同じように、「知識の言葉」を用います。
・ 足の痛み、 ・ 腰、首、 ・胃、下腹部、 ・ 飲み込むときののどの痛み、 ・ 左足下、 ・ 指の発育不十分、背骨歪曲、 ・ 右ひざ曲げられない、 ・ 耳の聴覚障害、 ・ 左足太ももの後ろ、首の右の痛み、 ・ 男の白内障・視力、 ・ 女の右ひじ、嗅覚失った人
分かち合い: 神の栄光を限定しないようにしましょう。劇的な癒しを体験した人
4人前へ出てきてください。
・ バスケで背骨が悪かったのが、彼女を祈っていて 自分がいやされました。
・ 左肩の硬直がほぐれました。
・ 今日、昼からの頭痛がとれました。
・ あごの曲がりがいやされました。祈りの中で あごが動き、口をあけても音がしなくなりました。
「イエスのあかしは、預言の霊です。」(黙示録19:10) 癒しのあかしをすることによって、預言の霊は現状を変えていきます。 あかしを膨らませることは罪です。しかし、あかしをしないことも罪です。
ビル・ジョンソン師インタビュー
§ 筆者あとがき:
ビル・ジョンソン師は「牧師」で、霊的見分け:○、(ただし、ちょっと高慢な感じがすると言う人もいます)、 大川師も○、よく言われるほど悪くはありません
彼の預言は、「預言者」がするほど鋭くありませんが、「牧師」らしく、「知識の言葉」の賜物をミニストリーで活用しています。(チョー・ヨンギ師も知恵・知識と預言で癒しをしていました。 メル・ボンド師は霊の見分けによって行います。)
このミニストリーのやり方は、会場で多くの人に同時にいやしのわざが現れるのに効果的で、非常に参考になります。 リバイバルの手法として、基本的に、主の主権に従順で、聖霊様の流れに乗って行うというものです。 リバイバルのとき、数万人クラスの集会でも、そこに散らばっているクリスチャンたちを用いていやしのミニストリーを行うことができます。
「日が昇る東のほうでは、 ・・・ 聖霊様が吹きまくる。((ヘ)ノーセサー(逃げさせる) < ヌース(逃げる)、ネス:奇跡 miracle)」(イザヤ59:19)
日の昇る国・日本と東の国々(韓国・北朝鮮、台湾、中国の一部)は一致協力して、日本と東の国々のリバイバルに用いられます。(敵は、特に
分裂させるよう惑わしてきました。) その際、20世紀初めのアズサ・リバイバルと同様に、聖霊様の主権を第一として、人間的なプログラムと関係なく、聖霊様が導くままに宣教ミニストリーがなされていきます。
(追記) ビル・ジョンソン師は、なんと、霊的に悪いシンディー・ジェイコブス(フリーメイソンに入った)が
共にいるミニストリーに所属しているそうです。 ただし個人的には、彼は悪くありません。(16 9/5)